ミッションタウンとは
ミッションタウンは、授業や演習で登場する人々が暮らす仮想の町です。
町の住民は、それぞれの課題を抱えながら生活しています。
大学4年間を通して、看護師・保健師になるために必要な知識や技術を
この町に住む住民の健康課題を解決しながら学びます。
各専門領域や学年を越えて、住民の健康課題とともに家族背景や生活環境・
社会資源も考えながら学ぶ福岡女学院看護大学のオリジナル教材です。
ミッションタウンの概要
ミッションタウンは、人口約6万人のA市の中央に位置する町です。
ミッションタウン内にはJRの駅があり、県内最大の政令市に電車で約20分という利便性から、
朝夕は多くの通勤・通学の利用者がいます。
駅周辺には、交番や銀行、スーパー、飲食店があり、その周辺には、一戸建てや集合住宅が立ち並んでおり、
市役所・保健センター、病院・診療所、薬局、看護大学、高校・中学校・小学校、幼稚園、保育所、工場や会社、
教会などもあります。
ミッションタウンの高齢化率は22%、健康診断の結果においては、メタボリックシンドロームが年々増えてきています。
この教材の主人公
はじめまして!私の名前は徳永あい、看護大学の2年生です。
私は、隣の市から看護大学に通っていて、現在は、父・母・弟の4人で生活しています。
看護大学に入学して、とにかく毎日楽しく過ごしています。
私が通っている看護大学では、キリスト教の精神に基づいた教育、
そしてシミュレーション教育、多言語医療に関する教育が行なわれています。
1年生のときからボランティアサークルに所属していて、メンバーと一緒にミッションタウン内の
住人を対象とした健康測定会や健康教育に取り組んでいます。
最近、大学での海外短期留学にも参加したくて、駅前のパン屋さんでアルバイトも始めました。
忙しい毎日だけど、時々、仲良しのまいちゃん・ゆいちゃんとショッピングや映画を
見に行ったりして、気分転換をしています。
これから、ミッションタウンの住人の生活や健康をチェックしながら、看護を学んでいきます!